JISは、鉱工業品の品質の改善、生産能率の増進、生産の合理化、取引の単純公正化、使用、消費の合理化を図るなどを目的としています。鉱工業品の種類、形式、形状、寸法、構造、品質などの要素、また、鉱工業品の生産方法、設計方法、使用方法などの方法、若しくは試験、検査などの方法その他について規定した技術文書として、工業標準化法に基づく手続きによって制定されます。制定されているJISは、2008年3月31日で1万614規格にのぼります。JISというのは区分によって三つに分類することができます。①基本規格、用語、記号、標準数などの共通事項を規定したものです。②方法規格、試験、分析、検査及び測定の方法、作業標準などを規定したもの。③製品規格、製品の形状、寸法、検査及び測定の方法、作業標準などを規定したものです。