さまざまな機能を持つ複合フィルム

二軸延伸ポリプロピレンというのは、袋の強度と印刷性能を高めるものです。アルミ蒸着ポリエステルは、酸素、水蒸気と光線の遮断性と美しい金属光沢を付けるためです。無延伸ポリプロピレンは、耐油性と熱で密封するヒートシール性をつけることができます。このように複合フィルムというのはさまざまな特性の異なる包材を貼り合わせて優れた機能をもたせることができます。商品の性質に合わせた複合積層フィルム、ラミネートフィルムで袋などを作ります。そうしてさまざまな商品の包装に使用します。その特性として、酸素遮断性、水蒸気遮断性、香気遮断性、光線遮断性、耐熱性、高強度などがあります。こういった特性を組み合わせることで、さまざまな包材を作ることができます。プラスチック積層袋には、さまざまな包材があります。その特性に応じて、各用途に用いられます。食品や医薬品には酸素によって大きく品質が低下するものがあります。こうした商品の包装には、ガス遮断性を持ったフィルム構成を用います。乾燥食品や医薬品の中には、吸湿で品質が大きく変化するものがあります。こういった商品には水蒸気遮断性のあるフィルムが用いられます。香気遮断性のあるフィルムや容器は、香りを大切にする食品や化粧品、医薬品やトイレタリーなどの包装に使います。光線によって化学変化を起こして、異臭が出たり変色したりする商品の包装には、光線遮断性のあるものを使います。加熱殺菌を行う商品や利用する前に加熱が必要な食品などには、耐熱性フィルムや容器を用います。加熱条件も60〜80度程度の低い温度から、レトルト殺菌の120度〜140度や、それ以上のオーブン加熱まで加熱温度に合わせた耐熱性包材を使用します。