押出ラミネーション

「押出ラミネーション」は、「押出コーティング」と「サンドイッチラミネーション」の2種類があります。前者は、PE、PP、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、アイオノマーなどを、フラットダイからフィルム状に溶融押出した後、溶融状態のフィルムを基材と圧着後冷やすことによりラミネートするもので、後者は基材と第2のフィルムの聞に溶融押出しを行うものです。前者の基材としては、PET、OPP、アルミ箔、紙などがあり、後者は基材とシーラントフィルムを組合せるのが一般的です。また、プライマー処理(アンカー処理)を行うことにより、基材フィルム(紙以外)と押出樹脂との接着が良好となります。アンカー処理は、有機溶剤に溶解した有機チタネート系、ポリエチレンイミン、イソシアネート系(ポリウレタン系)といったアンカー剤を基材表面に塗布後乾燥させるといった方法がとられています。押出ラミネーションによってできる多層フィルムは、耐熱水性が不十分で、レトルト食品には不向きなため、スナック食品をはじめ、乾燥食品用が中心となって使用されます。また、牛乳容器として使用されている紙カートンには、LDPEを板紙に押出コーティングしたものが使用されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です